中国での生活

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就職の諸手続き

中国で働くためには、就労ビザ、外国人就業許可証、外国人就業証、外国人居留許可証を取得する必要があります。それらの取得方法と流れを、順を追って説明することにします。(いずれも大連でのケースです)

 3.就業許可証を取得
就業許可証

この手続きに関しては、会社の人任せで私は立ち会わなったので、 書面に書いてあることを基に記述します。

外国人就業許可証(以下“就業許可証”)は、市労働社会保険局にて申請します。 必要な書類は以下の通りです。
 1.パスポート(コピー)
 2.聘用外国人就業申請表(規定のフォーム)
 3.企業の営業許可証または注冊証
 4.学習、勤務経験の証明(最終学歴の卒業証明書、留学経験者は留学先の修了書、職務履歴書 =できれば勤務していた職場が発行したもの)
 5.作業従事にかかる資格証明または証書(HSK証書もこれに含まれる)
 6.健康診断書
 7.中外合資(合弁)経営企業董事会による当該外国人の雇用に関する決議または外資企業の外国人雇用に関する任命書

3.と7.は個人で用意するものではないので、この際考えなくても構いません。 2.も会社側に書いてもらえばいいです。

また、健康診断は日本の国立病院で受けることになります。
大連ではフラマホテル近くの検疫所で平日午前に受けることができ、診断書は翌日午前の受け取りとなります。

就業許可証は申請から発行まで3週間程度かかります。

就業許可証が発行されたら、市の外経貿局で『入境通知函』を取得します。

上記の就業許可証及び入境通知函は、代理者による取得も可能です。

 4.就労ビザ取得

次に、就労ビザ(以下“Zビザ”)を取得することになります。

Zビザは母国の中国大使館あるいは領事館で取得することになっていますが、実際には訪問ビザ(Fビザ)で入国後、現地でZビザに切り替えることが可能です(大連の場合)
それでは、日本と中国、どちらで取得した方がいいのか――以下に、 私がZビザを取得する前にいただいたアドバイスを記します。
「Zビザは個人で動いてどうにかなるっていうような問題ではないそうです。会社が協力してくれて初めてありつけるビザのようです。(だから中国で取得した方がいい)」
「こっち(中国)で申請すればマルチビザが取れるし、煩雑さも少ない。だから、Zビザなんて日本で取るものではない

結局、私は1か月程の勤務後、身内の慶事で一時帰国して再度Fビザで入国した後、 会社のバックアップを受けて大連でZビザ取得の申請を行いました。
(なお、現地就職に際しては3か月程の試用期間があり、 この3か月という期間が一般的なFビザの有効期限と一致することから、 試用期間終了後FビザからZビザに切り替えるケースも多いようです。)

2005年以降、中国国内でのZビザ申請はできなくなりました。

Zビザ申請に必要なものは以下の通りです。
 1.パスポート
 2.就業許可証
 3.入境通知函
 4.健康診断書(就業許可証があれば不要)
 5.3×4cmの証明写真2枚
 6.ビザ申請書
これらを持参して大使館あるいは領事館で申請すれば、1週間以内でZビザが手元に届きます。 ただし、この時点では有効期限が3か月のみの1次ビザです。

 5.外国人就業証取得

外国人就業証

Zビザで入国後15日以内に外国人就業証(以下就業証)を取得します。 (名前は似ていますが、就業許可証とは別物です)

申請時に必要となる書類は、就業許可証、労働契約書、パスポートと3×4cmの証明写真2枚。 その他、就業登記表に会社と代表法人の印章が必要です。
これらを持参して、職場の所属する地区の労働・社会保障行政部門 (大連の場合、動物園北門近くの行政大厦2階にある労働・社会保障局)で手続きを行えば、 その場で就業証が手元に渡ります。

なお、就業証の有効期限は1年間。複数年勤務する場合には毎年更新(延長手続き)をし、 また変更事項(住所、勤務先など)があればその都度届け出なければなりません。 (これは居留許可証も同じ)


 6.居留許可証取得

最後のステップが居留許可証。職場の所属する地区の公安局の出入境管理局処で申請を行います。初めて申請する場合は、本人が出向く必要があります。

必要書類は、パスポート、就業証、3×4cmの証明写真1枚、居留許可証申請書、健康診断書(満18歳以上で、初めて申請する人のみ)、職場の批准証書、営業執照副本、組織機構代碼証。いずれもコピーが必要です。
家族が随行する場合、職場が発行した親族関係証明の公函と、配偶者の婚姻証明、父母・子供の親族関係証明を提出する必要があります。

これらを提出し、返信用EMSの封筒に住所(職場)・名前・電話番号を書いて申請料と郵送費を支払えば、3営業日で居留許可証が貼り付けられたパスポートが手元に届きます。
以後、この居留許可証がマルチビザ+かつての居留証の役割を果たすことになり、以後の出入国はZビザではなくこの居留許可証によって行われます。

参考までに、以前の居留証については以下の通り。

必要書類は、パスポート、就業証、3×4cmの証明写真2枚、居留証申請書(ビザ申請書と共通様式)、 健康診断書、そして会社側が用意するもの(具体的に何だったかは失念)です。
私はこの時同時に、Zビザのマルチへの切り替えを行いました。 ただし、マルチビザ申請には635元(!)が必要です。
申請から1週間程度で居留証が手元に。これで晴れて、正式な中国での就業者となります。
なお、大連では現在、パスポート等の受け渡しはすべてEMSによる郵送となっており、 そのための郵送料も申請者が負担します。 (公安局近くにある大連外国語学院の留学生が『歩いて来れるから手渡しにしてくれ』 と頼んだが、却下されたそうです)
居留証

外国人居留許可証について (居留証→居留許可証への制度移行時にまとめたページです)

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