中国での生活

留学生活のツボ

留学生活というのは言うまでもなく、日本で暮らすのとは勝手が違います。
快適且つ安全な留学生活を送るためのポイントを、ここで列挙することにしましょう。

食生活  住まい  病気

食生活

中国は「食は中華に在り」と言われるほど、その料理は世界中に名をとどろかせています。 餃子、青椒肉絲や麻婆豆腐など、日本人にも馴染みの料理も多く、また日本人の主食・米飯も、 ほぼどこの食堂にもあるので、私たちにも至極食べやすい料理と言えるでしょう。 ただし、日本食に比べて少々脂っこく感じられるのは否めません。
私が暮らしている大連は海に面しているので、新鮮な海鮮料理が名物。 また、ビジネスマンや留学生など日本人の多い街なので、中心街には日本食のレストランも少なくありません。 また、東北地方という土地柄、韓国人・朝鮮族(中国の少数民族の一つ)も多いので、 韓国料理店は日本料理店以上に到る所で見ることができます。 もちろん、一般的な中華料理も忘れてはなりません。
留学生の食事は「安く、多く」が旨になるかと思いますが、中国では大学近辺に安い食堂がたくさんあって、 一食10元(日本円で約160円)も出せば、結構いい食事ができます。 屋台の炒飯、炒麺などは、たった3元の値段で食べきれないほどのボリュームがある所もあります。 私は、一食5元前後、一日20元以内を目安にして考えています。
しかし、時には勿論、贅沢をしたくなる時もあります。 そういう時は、ちょっと高めのレストランで大勢で丸テーブルに座って皆で中華料理をつついたり、 日本料理店に行ったりもします。それでも、一人50元(800円)もあれば十分でしょう。
また、自炊をする留学生も少なくありません。日本人は日本食を、 韓国人は韓国料理を、宿舎の共同炊事場で作る光景はごく日常的に見られます。 確かに中華は美味しいのですが、やはり故郷の味は恋しくなるものですからね (私は大好きな中華を毎日食べられることが幸せなので、そういうことはほとんど無いのだが)。
食事は体と心を支える欠かせないもの。 せっかく美味しいものの本場に行くのだから、こだわってみましょう!

『成功する留学』メールマガジンに投稿した文章。一部改修

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住まい
学校の宿舎
寮タイプ
寮タイプ
ホテルタイプ
ホテルタイプ
中国の留学生の多数が暮らすのが、学校内に建てられた宿舎でしょう。宿舎は大雑把に分けて、寮タイプとホテルタイプに分けられます。
“寮タイプ”は、留学生専用の宿舎で、室内は一般的に比較的質素。中にはシャワー(バスは期待しないこと)・トイレが共同の所もあります。専用の建物なので、外部の者の出入りは厳しく管理され、留学生は安心して暮らせる(はずである)。
“ホテルタイプ”は、学内の招待所の一部を留学生の住居にあてがったもの。ただし、このフロアは留学生専用、となっていることが多いので、一般の宿泊客が留学生の部屋の前をウロウロ、ということは無い(はずなのだが…)。一般的に、寮タイプよりきれいで、扉の鍵も頑丈で、服務員が部屋の掃除とベッドメークをしてくれる特典(これが煩わしいと思う人も無きにしもあらずだが)もあります。
いずれも2人部屋が以前は主流でしたが、最近は1人部屋も増えてきていて、好きな方を選べるところが多くなっています。洗濯機や台所も共同で設置されているところが多いです(中には台所つきの部屋がある学校もある)。
いずれにしても、宿舎の長所は、同じ志を持つ者が共に生活をすることで一体感が得られる、 寂しくない、といったところでしょうか。ただし、宿費は少々高いかもしれません。

学外に住む

部屋を借りて住み始めたのは、中国に留学してきて4か月目、初めての一学期(半年)が終わる少し前。 それまではずっと学校の寮に住んでいたんです。

部屋を借りる事を決意した原因とは
・前々から寮の家賃(?)が高いな、と思っていたこと
・仲良くしていたルームメイトが帰国して一人部屋に移らなくてはいけなかったこと
・以前から部屋を借りて外に住んでいた日本人留学生が自分の後に住む人を探していたこと
・そこそこの基本的な中国語ができるようになったこと
つまり、様々な事象が全て「おい、外に住んじゃえば?」と言っていたのね。

それ以来今日に至るまでの約1年、引越しすること3度、落ち込んだりすることもあるけど私は元気です的中国部屋借りジプシーな生活なんです。

外に住むことのメリットとは。
家賃が安いこと
→まず、何よりも最大のメリットかと。これが目的で外に住んでいる同胞も多数。住んでいた寮が2人部屋で1人1か月1200元(1元15円)ぐらい。初めて住んだ部屋が1か月700元、その次が750元、今住んでいる部屋が800元。しかも2人で住んでいたから、1人350元、375元、400元となり、とってもお得。
(管理者より補足:寮の場合、例えばHexingが暮らしてきた東北財経大・大連理工大の宿舎の家賃は、ともに1日6米ドル、1か月30日として180米ドル×8.2=1476元にもなります)
自由であること
→これも人によっては非常に大事ですね。寮ではどうしても他の学生によって、自分の行動が制限されることがあるでしょう。厨房が混んでいて使えないなどというのもそう。それから寮がうるさい、ということあるでしょう。その点では部屋を借りるのは非常にいいですね。自分の城ですから。
中国語が伸びること
→当然大家は中国人なわけで。交渉、相談、ケンカ、全て中国語でどうぞ。勿論それは寮でも同じですが。それから、中国人と部屋をシェアする事、これは本当に伸びます。僕は最初に部屋を借りて一人で住んでいたとき、中国人の友達が転がり込んできて(しかも二人も)、その後半年ほどルームメイトとして過ごしましたが、この時は本当に中国語がレヴェルアップしました。お勧めです。若者の言葉覚えられるし。
好きなときに風呂に入れること
→24時間お湯が出る寮もありますが、僕の住んでいたところは7:00~8:00、19:00~22:00の間しかお湯が出ませんでした。なので、外に住んで好きなときに風呂に入れるというのは、 かなり嬉しかったです。当然、温水器がついている家、というのが最低条件ですが。

外に住むことのデメリットとは。
部屋を探すのが面倒くさいこと
→僕の住んでいるところは大学の近くなので部屋自体は結構見つかりやすいと思うのですが、条件がよいところとなると話は別。家具や家電が揃っていなかったり、揃っていると家賃が高かったり、建物にガタがきてたり。この部屋探しの時点で失敗すると、住み始めた途端に問題続出で泣いちゃう、ってこともあります。
ちなみに日本人(外国人?)は部屋をきれいに使ってくれる、と大家受けはかなり良いようです。
手続きが面倒くさいこと
→寮を出るときにこれで悩んだものです。まず、近所の派出所に届出をする必要があります。最近一度帰国してまた行ったときに入国後24時間以内に来なさいって怒られました。罰金払わされそうになった。
それから公安に行ってお金を払う。確か半年で400元。払ってないので分かりませんが。あ、でもちゃんと払ったほうがいいかもしれない。ビザの延長のときに未払いのために延長が出来なかった友達がいました。御用心。(最近、このお金は払わなくてよくなったんだ、と韓国人のクラスメートが言ってましたが、確認を取っていないので本当のところはわかりません)
家のトラブルがあること、それが長引くこと
→これは多いです。自分の体験から言えば、4階建ての1階なのに天井から水漏り、水道管が破裂、鍵が壊れる、電気温水器の故障、停電、停水などなど。もちろん寮でもこれは起こりうることですが、さすが腐っても寮、対応が早いです。外に住んでいるときは最悪自分で直すという事も有り得ますから。
ちなみに現在我が家の温水器は壊れてからめでたく1か月が過ぎました。泣きそうです。
安全面のこと
→幸い、危ない目にあったことは無いのですが、犯罪が無いわけではないですし、やはり安全性という面では寮には劣ると思います。
寂しいこと
→メリットの欄で自由であること、と書きましたが、その裏返しがこれ。寮だったら部屋のドアを開ければすぐ友達の部屋へ行くことが出来ますが、外に住むとなるとそれが出来ません。寂しがりやな人は気をつけて。

(大連理工大学・Zhitianさん)

ホームステイ
私はここ大連でホームステイをしています。理工大、東財ともにほとんどの学生は大学の寮や大学付随のホテル?で生活していますが、ごく一部の学生や理工大で学んでいる高校生はホームステイをしています。以前は中国でのホームステイは違法だったそうですが、私達はもちろん合法のもとに生活しています。
私の家で言うなら、父、母の2人だけ。だいたいの人は父、母、子供の3人家族にホームステイします。家庭環境はどの家も中流以上ですし、現状は理工大周辺の家庭が多いです。もちろん自分の部屋は与えられますし、朝晩のご飯も作ってくれます。(中国料理の勉強もできるかも)。夜には中国語の勉強も見てくれます。
寮生活はそれなりに仲間と楽しく生活できますが、授業以外の時間で中国語を話す機会は意外に少ないはず。ホームステイなら家にいる間は全て中国語での会話ですし、中国の一般家庭における習慣、文化も身をもって体験できます。最初のうちは言葉の面で苦労するでしょうが、1か月もすれば慣れるはずです。かくいう私も中国に来る前は“謝謝”と“ニーハオ”しか知りませんでした。

(東北財経大学・Hetianさん。掲示板の投稿より転載)

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病気

半年、1年と生活をしていれば、病気になることも避けられません。かからないように気をつけることが第一ですが、かかるときはかかってしまうものです。
それでは、かかってしまった時はどうすればいいのでしょうか。
よく言われるのが、中国でかかった病気は中国の薬で治せ、ということ。中国には中医(漢方医学、薬学)という独自のものが発達しているので、これに頼らない手はないでしょう。
また、大連中心病院では日本人のための健康相談が行われているので、こちらに出向くのもいいかと思います。

下痢、食中り
はっきり言って、これに見舞われない人はまずいません。中国の料理は日本で食べられる中華料理以上に脂っこく、また衛生面についても、まだまだ日本に比べて遅れています。中国の留学生、否、中国に暮らす全ての外国人が避けては通れない“洗礼”だと思って諦めましょう(おいおい)。
かかってしまったら、薬を飲んで安静にしましょう。日本の下痢止めの“神様”正露丸は「効かない」という人もいますが、中国でも地域によっては売られている薬なので、案外馬鹿にできないかも。
また、食べ物は言うまでもなく、消化のいいものを。お粥やリンゴをおろしたものなどがいいでしょう。ただし“消化のよさそうな”バナナは、下痢・食中りの際には“worst food”だそうで、食べない方がよさそうです。
それから、下痢の際は脱水状態になりがちなので、水分もしっかり補給することをお忘れなく。

風邪
日本でかかったときと治療方法は変わりありません。薬を飲んで、安静にして、温かくして、服はまめに着替えること。また、下痢も伴いやすいので、上記の方法も併せて取りましょう。
なお、中国の人は風邪の際「開水(お湯)をたくさん飲みなさい」とよく言います。

肝炎
こいつは洒落になりません。私の身の周りにも、肝炎にかかって留学中断・帰国を余儀なくされた同学が何人かいます。
肝炎にもいろいろな種類がありますが、代表的なのが甲型(A型)肝炎と乙型(B型)肝炎です。特に乙型は治療が難しく、危険です。初期症状は風邪と似ていて、発熱・倦怠感・下痢などに見舞われますが、次第に黄疸などの独特な症状が出てきて、この段になって初めて「肝炎だ!」と気づく人もいるようです。
「いきなり熱が出て、いきなり下がったら、それはもう肝炎!」「生ガキには気を付けましょう」(経験者談)
家庭療法で直すことは不可能。入院して隔離治療をするしかありません。
肝炎の感染経路は、感染者が使った食器・箸など。従って防御策としては、衛生状態の良くない食堂や屋台などで余りぱくつかないこと等が挙げられますが――これをやっていない留学生って、果たして全体の1割もいることだろうか。
もっと根本的な防御方法は、やはり予防注射を打つことです。日本で事前に受けるも良し、中国に来てから受けるもまた良しです。中国で受ける場合、薬が中国製か外国製かによって、値段と効果がかなり変わってきます。前者は大学内の病院などで受けることができ、1回20元程度と安く済みますが、効果の持続期間は短いです。後者は市内の検疫所で受けることになります。2回(2回目は1回目の半年後)で700元とかなり高いですが、1セット受ければ20年は効果が持続すると言われます(なのですが、3年後に中国の勤務先で血液検査を受けた際、肝炎の抗体は全く無くなっていました)。私はこちらを受けました。

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