個人旅行のツボ

 2002年黄金週間計画~中国・江西、福建

留学期間中2度目のGW。昨年は学園側が企画したツアーに乗って行ったが、今回は全省制覇へ向けて自身の道を行くことにしよう。ちなみに今回は、4月26日から5月7日までの12日間、旅行が可能である。
この1年で、かなり色々な所に行った。あと行っていない省は…。

黒龍江、吉林、新疆、江西、福建、海南、マカオ

(当時はまだ、チベットや東トルキスタン=新疆を中国の一部と認めていた)

地図
灰色=到達済み 黄色=未到達

新疆に行くにはそれなりの時間が必要なので、夏休みに回すことにする。黒龍江と吉林は週末を利用することも可能だ。となると、今回は華南の江西、福建、海南、マカオ、ということになるだろう。しかし、江西、福建と海南、マカオは同じ華南とはいえ、かなり離れているし、マカオへ行くにはリターンビザが必要になる。海南、マカオは別の機会にして、今回は江西省(地図(2))と福建省(同(3))に絞ろう。

大連から江西省に行くには、飛行機で行くほか、列車で上海へ行き、杭州(浙江)経由で入るルートと、南京で途中下車して黄山(安徽=地図(1))経由で行くルートが考えられる。浙江省と安徽省はいずれも制覇済みだが、黄山には行ったことがない。ついでに黄山にもいくことにしよう。
南京―黄山間、黄山―景徳鎮(江西)間には、いずれもバスが通っているので、この区間での移動は問題ない。下のような計画でいけるだろう。

1日目大連―(列車)→
2日目→南京―(バス)→黄山
3日目黄山登山
4日目黄山―(バス)→景徳鎮

問題は、江西省から福建省へどうやって行くかだ。南昌からは福州、アモイ(廈門)行きの、鷹章からはアモイ行きの列車が出てはいるが、中国のゴールデンウイークは列車の切符が買えない恐れが多分にある。景徳鎮―福州間には寝台バスもあるらしいが、体力がもつかが不安だ。
どうしようかと考えながらガイドブックや地図帳を何気なく眺めていると、こんな文字が目に飛び込んできた。

南昌―福州 週9便

そうだ。列車にこだわりすぎていて、飛行機のことを忘れていた。増してや旅行客の多いこの時期、しかも日程に制約があることを考えると、かなり早い時期に買えて、時間のかからない飛行機の方がいいに決まっている。金がかかるのは確かだが、南昌―福州便は390元と、そう高くはない。これに決定だ。
それでは、景徳鎮に行った後、南昌に――いや待てよ。九江を経由するというのも手だな。九江には三国志ゆかりの地・煙水亭もあることだし、立ち寄ることにしよう。
福州に着いた後は、泉州、廈門と移動して、廈門からは大連への直行便が毎日ある。無理なく旅行することができそうだ。
という訳で、5日目以降の計画は次の通りだ。

 5日目景徳鎮―(バス)→九江 9日目福州―(バス)→泉州
 6日目九江―(バス)→南昌10日目泉州―(バス)→アモイ
 7日目南昌―(飛行機)→福州11日目アモイ
 8日目福州12日目アモイ―(飛行機)→大連

景徳鎮では陶器の博物館をどれか1つと陶器市を見れば十分。九江は小さな街だし、南昌は私が嫌いな中共関連の名所ばかりなので観光はしない。いずれも1泊すれば十分で、福州・アモイに時間を割くことにしよう。

計画が決まったところで、交通手段の確保だ。飛行機の切符は早めに買えば問題ない。問題は列車だが、大連理工大学のすぐそばに、列車の切符を12日前から売ってくれる窓口がある(ただし20元の手数料が必要)。出発1週間前になって出向いたが、寝台の上・中・下段を任意に選べるほど、すんなりと買えた。

さあ、あとは荷物をまとめるばかりだ。

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