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個人旅行のツボ

 行きながらの旅計画…中国・吉林省東部

2006年10月初頭(10/1~10/7)の国慶節休みは、吉林省東部を旅したが、今回の旅は「春節の時よりも混雑している」とまで言われるほど移動手段が確保しにくかった。
日程・行き先・移動手段に変更が発生するのは、私の旅では日常茶飯事だが、短期旅行では予め大雑把な計画を立てるぐらいは必要である。しかし今回は、出発の日時まで直前まで定まらない、いわんや帰りの移動手段をや、といった有様で、行きながら旅計画を考えなければならなくなった。

今回目指したのは、吉林省の集安、長白山、延吉、図們といった場所である。これに、交通拠点となる通化、二道白河が加わることになる。
長白山へ行くには、延吉や吉林からのツアーに参加するのが便利だが、地図(別ウィンドウ)を見ると分かるように、長白山は今回目指す延吉と集安のちょうど間にある。延吉からのツアーに参加すると延吉に戻ってしまうので、これは利用せずに自力で行くことにする。
基本的な移動順序は、以下の2通りが考えられる。

大  連
通化⇔集安 延吉⇔図們
二道白河⇔長白山 二道白河⇔長白山
延吉⇔図們 通化⇔集安
大  連

要は、通化 in 延吉 out か延吉 in 通化 out かということなのだが、延吉 outにすれば飛行機で大連に帰ることも可能なので、延吉 outのコースを採ることにした。鉄道も、図們→延吉→大連というルートの便があり、これを利用する手もある。
但し、延吉→大連の便で帰りにちょうどいい空の便は10月5日(木)と10月8日(日)しかない。7日には大連に戻っていたいので、微妙なところである。

さて、まず通化へ向かう手段だ。大連もしくは瀋陽と通化を結ぶ列車は以下の通りである。

大連、瀋陽→通化
列車番号大連瀋陽北通化
N18516:0722:1605:53
1406/140705:5012:15
253722:3006:42
4262/426310:2217:24
通化→大連、瀋陽
列車番号通化瀋陽北大連
N18619:3502:2208:09
1408/140517:3823:48
253818:1702:44
4264/426110:3917:13

上記のように今回の国慶節は列車のチケットが極めて手に入りにくく、第1希望だった9月30日のN185は発売開始日である10日前の午前中に早々に売り切れてしまっていた。職場の同僚のつてで、ようやく10月1日のN185の軟臥、しかも大連からではなく瀋陽北駅からの切符を手に入れることができた。
大連から瀋陽へ行くのは簡単である。大連駅前の勝利広場から瀋陽北駅まで、高速バスが頻発している。所要時間は4時間少し。連休の渋滞も考慮に入れて早めの15時発のバスで瀋陽に向かったが、渋滞どころかスムーズそのもので、むしろ早めに到着した。

10月2日早朝、通化に到着したところで早速、次の目的地の二道白河(白河)へ向かう列車のチケットを求める。通化―白河の列車は以下の通り。

通化→白河
列車番号通化白河
N188/18922:3505:40
424108:1514:43
白河→通化
列車番号白河通化
N190/18700:4508:53
424207:5314:47

通化まで来るチケットを確保するのにえらく苦労したのに比べ、今回はあっさりと当日のN188の硬臥を確保することができた。

ここで私は同時に、帰り道の“保険”をかけることにした。10月7日に大連に戻れる通化からの列車のチケットを求めたのだ。
ベストはN186だったが、既に満席で、6日午前に通化を出発して同日夕方に瀋陽に到着する4264のものしか確保できなかった。

10月3日、昼過ぎまでに長白山の参観を終わらせた私は、今後の計画を改めて考えてみた。

   3日…バスで延吉着
   4日…図們日帰り、延吉参観
(ここまでは共通。以下、帰りのルートによってシミュレーション)

図們或いは延吉から列車
5日或いは6日…図們或いは延吉からN173で大連へ
延吉から飛行機
5日…飛行機で大連へ
通化から列車
5日…バスで白河に到着後、N190で通化へ

取りあえず、保険の第2弾で5日の白河から通化へのチケットを白河駅で買い求めようとしたが、この駅では前日にならないと切符が買えないらしい。このルートを利用する場合には、白河に戻った当日にチケットを買い求めることになりそうだ。かなりの綱渡りになってしまう。

3日夕刻、延吉に到着したところで、民航のチケット売り場が目に入ったので、大連行きの便に空きが無いか問い合わせてみる。すると、5日の夕方の便に空きがあるようだ。まる2日あれば、延吉と図們巡りは十分にできる。
N173で図們或いは延吉から大連へ戻るという選択肢もあったが、これで帰りの足は確保できたので、もう考えないことにした。

こうして、1週間以内という短期間で行きながら計画を考えるという、綱渡りの旅の日程は確定した。
今回の旅でラッキーだったのは、10月2日の朝に当日夜の白河行きのチケットを確保できたことだった。これで余分な足止めを食らうことも無く、考え得る最短の日程で延吉に到着することができたのだ。

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