世界への旅(旅行記)
> 中国・天津―大連
天津・2、中原号 ~いざ、大連へ
2001年2月21日
大連行きの船は夜の9時出港。まだまだ街巡りをする時間はある。まずはチェックアウトし、荷物をフロントに預けると、私は天津新港近くにある大沽口炮台遺址を目指した。最寄りのバス停からここまでは、何も無いだだっ広い埋立地を、1km程歩くことになる。
この炮台は清の時代に造られ、第2次アヘン戦争の主戦場となった場所であり、中国が西洋帝国主義列強の侵略に立ち向かったシンボル的存在だ。
ここから西洋艦隊がひしめいた海が見えるかと思いきや、眼前には何も無い陸地が広がっているだけだ。開発のために、埋め立てられたのだろう。天津が今でも発展を続けている証拠だ。
当時の光景をイメージできなかったのは残念だが、この埋立地は、中国と西洋帝国主義の戦いが、もはや過去のものとなった象徴であるかのようにも思えた。
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| 大沽口炮台遺址 |
ここから西洋艦隊がひしめいた海が見えるかと思いきや、眼前には何も無い陸地が広がっているだけだ。開発のために、埋め立てられたのだろう。天津が今でも発展を続けている証拠だ。
当時の光景をイメージできなかったのは残念だが、この埋立地は、中国と西洋帝国主義の戦いが、もはや過去のものとなった象徴であるかのようにも思えた。
炮台遺址を見終えた私は、三たび天津の中心街へと向かった。
駅から西へ2km程歩くと、南市食品街がある。城のような外観の建物の中に、レストランや食品店がずらりと並んでいる。
昼時を過ぎていたせいか、それ程人通りは多くない。もう1時間早く来ていたら、ここのにぎわいに触れることができたかもしれない。
そう言えば、昼食をまだ食べていなかった。せっかくだから、ここで食べることにしよう。
ここで一番有名のは、何と言っても狗不理の肉まんなのだが、見るからに高級そうな店で、1人で入るには少々敷居が高い。別の店で、安く済ませることにした。
(後日談:そんなに高級な店ではない)
駅から西へ2km程歩くと、南市食品街がある。城のような外観の建物の中に、レストランや食品店がずらりと並んでいる。
昼時を過ぎていたせいか、それ程人通りは多くない。もう1時間早く来ていたら、ここのにぎわいに触れることができたかもしれない。
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| 南市食品街外観 |
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| 南市食品街内部 |
ここで一番有名のは、何と言っても狗不理の肉まんなのだが、見るからに高級そうな店で、1人で入るには少々敷居が高い。別の店で、安く済ませることにした。
(後日談:そんなに高級な店ではない)
この他、街の北側にある清真寺(イスラム寺院)にも行ってみた。近くまで行くと、コーランを読んでいるような声が聞こえてくる。
しかし、地図では観光地であるかのように書いてはあるものの、切符売り場のようなものが見当たらない。ここは恐らく、見物するような所ではなく、純然たる信仰の場なのであろう。雰囲気だけ味わって、私はその場を離れた。
しかし、地図では観光地であるかのように書いてはあるものの、切符売り場のようなものが見当たらない。ここは恐らく、見物するような所ではなく、純然たる信仰の場なのであろう。雰囲気だけ味わって、私はその場を離れた。
昨日に続いて古文化街を経由し、街中を流れる海河沿いを歩きながら、私は駅へと向かった。
塘沽に戻る列車の切符を買ってみると、なぜか軟座だった。
(あれ?普通何も言わなければ、硬座じゃないのか)
しかも、値段は5元と、空調完備の硬座よりも安いではないか。不思議に思いながらホームに停まっている列車を見てみると、2階建ての何とも立派な車両だった。この便は、軟座が標準の列車だったのだ。中国の鉄道も、様変わりしたものだ。
塘沽までの30分間、実に快適な道程だった。
塘沽に戻る列車の切符を買ってみると、なぜか軟座だった。
(あれ?普通何も言わなければ、硬座じゃないのか)
しかも、値段は5元と、空調完備の硬座よりも安いではないか。不思議に思いながらホームに停まっている列車を見てみると、2階建ての何とも立派な車両だった。この便は、軟座が標準の列車だったのだ。中国の鉄道も、様変わりしたものだ。
塘沽までの30分間、実に快適な道程だった。
ホテルに戻って荷物を受け取った私は、タクシーで再び、天津新港へと向かった。
天津―大連間を結ぶフェリー・中原号は、燕京号並みの大きな船だったが、中身は結構ぼろかった。しかも、3等Aの船室で一緒になったのは、愛想の悪い若い男性2人で、少々居心地の悪い船旅となってしまった。
天津―大連間を結ぶフェリー・中原号は、燕京号並みの大きな船だったが、中身は結構ぼろかった。しかも、3等Aの船室で一緒になったのは、愛想の悪い若い男性2人で、少々居心地の悪い船旅となってしまった。
朝8時ごろ、乗客たちが慌しく動き始めた。
(え?もう着いたのか)
窓の外を見ると、確かに港が見えてきている。私も慌てて、荷物をまとめて出口へ向かった。
相も変わらず重いトランクを引きずりながらタラップを歩いて、ついに私は、大連に降り立った。
(え?もう着いたのか)
窓の外を見ると、確かに港が見えてきている。私も慌てて、荷物をまとめて出口へ向かった。
相も変わらず重いトランクを引きずりながらタラップを歩いて、ついに私は、大連に降り立った。
――さあ、いよいよ留学生活の始まりだ!!

