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        世界を目指しての旅行記ほか by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

中国・山東(1)

  泰安への火車 ~修学旅行の気分

2001年4月28日

正午少し前、私たちは泰山のある泰安へと向けて、大連駅発の火車(列車)に乗り込んだ。
今回の旅は、今までの一人旅とはうって変わって、計13人という大所帯だ。 また、これまではすべてを自分で計画してきたのに対して、 老師たちが手配してくれた旅だという点でも、大きく異なっている。
硬臥の車内
硬臥の車内

しかし、大勢での旅というのもまた、悪くはない。 同学たちと話をしたり、トランプをしたり、車窓から見える光景に歓声を上げたり、 老師も交えて中国語会話や歌で盛り上がったりと、さながら修学旅行の気分だ。
しかし、今回の旅には、観光の他に「言語実践活動」という名目がある。 たまたま居合わせた中国人と言葉を交わして、皆、日ごろの学習の成果を試し、 そしてさらなるレベルアップを試みている。 声を掛けた中国人の中には、日本語を学習中の学生もいて、ちょっとした互相学習にもなった。 お陰で、(睡眠時間も含めてだが)15時間という長旅の退屈を紛らすことができた。

そうこうしているうちに、硬臥の消灯時間である22時になった。 私たちは未明の3時に列車を降りなければならない。周りには見知らぬ人も大勢いることだ。 いつまでも騒いではおられず、私たちは早々に就寝した。

翌日2時30分、私たちは老師に起こされ、下車の準備に掛かった。 30分後、火車は泰山のある泰安(現在の泰山市)に到着した。
ホームに降りようとすると、聞き覚えのある声が聞こえてくる。
「あれ、師傅!」
そこにいたのは、私たちが日ごろお世話になっている、宿舎の食堂の師傅(料理長)だった。 私たちが快適な旅をできるよう、先に現地入りして、根回しをしてくれたのだという。本当に「多謝」だ。

私たちはワゴン車に乗せられて、まずは泰安市内の招待所に向かった。 数時間後には早速、メーンイベントの泰山登山が待っている。 もう一休みして、英気を養わなければ。

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