世界への旅(旅行記)
上海 ~10年ぶりの“魔都”
2001年9月27日
前日の正午に乗り込んだ大連発の列車は、24時間かけて私を10年ぶりの上海へといざなった。
駅でバックパックを預けた後、まず向かったのが航空券売り場。国慶節は旅行・帰省のシーズンなので、帰りの航空券を早め入手しておく必要がある。出発地で買えばリコンファームが必要ないので、まずは上海からの航空券を求めたが、希望の日のものは既に完売だった。南京からのものも無い。しかし、便数が少なくて期待していなかった、今回の日程上一番便利な合肥発のものを買い求めることができた。売り場の職員によると、リコンファームも必要ないとのこと。これで安心して旅をすることができる。
中心街の南京路は、以前来た時は何か怪しげな雰囲気を漂わせていた。しかし、今回私が目の当たりにしたのは、清潔で健全な歩行者天国に姿を変えた南京路だった。
この場所に関して言えば“魔都”上海らしい刺激が無くなっていて、少々もの足りなく感じられた。
この場所に関して言えば“魔都”上海らしい刺激が無くなっていて、少々もの足りなく感じられた。
一方、豫園(よえん)界隈は相変わらず、建物も、賑やかさも、10年前と同じだ。ただ、小籠包の店にテイクアウトコーナーができている。1人前を買って、久々の味を楽しんだ――と言いたいところだが、何か、皮が厚ぼったくなっていて、味が落ちてしまった気がしないでもない。
外灘に出てみると、こちらも相変わらず、昔ながらの面影を残している。しかし、黄浦江の向こう側に目を移すと、10年前には無かったものが堂々とそびえ立っている。東方明珠だ。
ここ10年間の上海の発展を象徴する光景と言えるだろう。
ただし、この日は時々雨模様の天気で、タワーの上に雲がかかってしまっていた。しかし、眺めが良くなかったことの失望感よりも、雲がかかる程の塔の高さに度肝を抜かれたというのが、率直な感想だ。
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| 豫園界隈 | 外灘 |
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| 東方明珠 |
ただし、この日は時々雨模様の天気で、タワーの上に雲がかかってしまっていた。しかし、眺めが良くなかったことの失望感よりも、雲がかかる程の塔の高さに度肝を抜かれたというのが、率直な感想だ。
しばらく街中で時間を潰した後、外灘の夜景を見ようと再び黄浦江に向かった。しかし、外灘に出る全ての道が、無人のバスで封鎖されている。
後で分かったのだが、この日は花火の準備のために立ち入り禁止にされていたのだ。
しかし、夜景を見られなかっただけならいい。そのあおりで、地下鉄までが一部区間運行されなくなっていた。道路にも、バスもタクシーもほとんど走っていない。
私は次の目的地に向かうため、上海駅に行かなければならなかったのだが、やむを得ず、駅まで歩こうと足を動かした。幸い、途中で列車の通っている地下鉄駅を見つけ、そこからは地下鉄を利用した。
後で分かったのだが、この日は花火の準備のために立ち入り禁止にされていたのだ。
しかし、夜景を見られなかっただけならいい。そのあおりで、地下鉄までが一部区間運行されなくなっていた。道路にも、バスもタクシーもほとんど走っていない。
私は次の目的地に向かうため、上海駅に行かなければならなかったのだが、やむを得ず、駅まで歩こうと足を動かした。幸い、途中で列車の通っている地下鉄駅を見つけ、そこからは地下鉄を利用した。
上海駅には、ぎりぎりで到着。私は急いで列車に乗り込んだ。
久しぶりの上海は、時には懐かしく、時には新鮮な印象を、私に与えてくれた。本来なら、上海に半日だけ、というのは勿体無いのだが、今回は時間が無い。「また来ることもあるだろう」と思い、私はそのまま、次の目的地・無錫へ向かった。
久しぶりの上海は、時には懐かしく、時には新鮮な印象を、私に与えてくれた。本来なら、上海に半日だけ、というのは勿体無いのだが、今回は時間が無い。「また来ることもあるだろう」と思い、私はそのまま、次の目的地・無錫へ向かった。



