世界への旅(旅行記)
アモイ・2 ~華僑の出発点
2002年5月5日
10時ぐらいまでホテルでのんびりとした後、海辺のビル24階にあるピザハットで、朝食と昼食を兼ねた食事をとる。中国にも外資系のファストフード店は数多く進出しているが、値段はやはり若干高い。特にピザハットは、1人25元は出さないと満足な食事はできない。それでもここで食事をしたのは、窓から見える廈門の街、そしてコロンス島の眺めが抜群にいいからだ。![]() |
| 万石岩植物園 |
食後、中心街から比較的近い場所にある万石岩植物園を訪れる。
この植物園では、確かに亜熱帯のアモイならではの植物を見ることができる。とはいえ、温室があり、植物の詳しい説明がされている、という一般的な植物園とは様相を異にしている。内部には庭園めいた場所もあり、福州の烏石山で見たような石刻も点在している。
そう。ここは植物園と言うよりも、風景区と言った方がしっくりとくる場所なのだ。アモイの海の風景は確かに見ていて飽きないのだが、たまにはこうして違う雰囲気の所に来るのも、気分が変わり、廈門の別の顔を見ることができて、悪くない。
普段は入場料3元が必要らしいのだが、メーデーの連休期間は入場無料のサービスが行われていた。ちょうどいい時に来たものだ。
華僑が海外に進出した背景、華僑の人数の推移など、興味深い展示が幾つもされているが、とりわけ私の関心を引いたのが、神戸の華僑の現状に関する展示だ。神戸には中華街があり、そこに住む中国人も当然、華僑ということになる。彼らの日本における仕事の様子、子供たちの教育の様子――隣国とはいえ、言葉も文化も異なる日本で彼らが通過してきた苦労が、少し理解できた気がした。
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| 華僑博物館 | 南普陀寺の「佛」の石刻 |
ホテルに戻って、フロントの小姐に部屋の状況を聞いてみる。昨夜泊まったツインよりも安いシングルルームに、空きが出たようである。約束通り、そこに移させてもらった。



