世界への旅(旅行記)
> 中国・河北、河南
邯鄲、鄭州 ~有故事的城市
2004年5月2日
河北省の省会・石家荘から河南省の省会・鄭州に向かうことにする。ただ、バスで直行すると時間がかかるので、途中にある邯鄲でワンクッション置くことにした。
邯鄲は“邯鄲の夢”(“一炊の夢”、とも言う)、“邯鄲の歩み”などの故事成語の舞台となった城市である。![]() |
| 邯鄲の街 |
ここで観光を始めると、1日か2日かかってしまいそうだ。今回も時間の制限があるため、当初の予定通り、ここではワンクッション置くだけにしよう。昼食を済ませて、そのまま鄭州行きのバスに乗り込んだ。
鄭州に向かう道中、雲行きが怪しくなってくる。そう思っていたら案の定、雨が降ってきた。鄭州到着後も、雨足は衰えない。バスターミナルそばのホテルに駆け込んだ後、最初にしたことが、傘の購入だった。
鄭州を訪れるのは10年半ぶりになる。余り印象に残っていない街なのだが、それでも以前とは大きく変わっていることだけははっきりと分かる。特に二七記念塔近辺は近代化が進み、あかぬけた市街地に変貌していた。ここも石家荘同様、交通の要衝の街であり、石家荘に似た発展の様相を見せているようにも思える。
それにしても気になるのは、雨だ。これでは街歩きもままならない。どうしようかと考えながら地図を眺めていると“洛陽”の文字が目に飛び込んできた。
洛陽は以前行ったことがあり、今回予定しているコースからはやや外れるので、行くことは考えていなかったのだが、洛陽近くの街出身の同僚が「洛陽はこの時期、牡丹の花がきれいだから、行ってみるといい」と言っていたのをふと思い出した。
洛陽は鄭州から西に120kmほどの街だ。天気は西から回復するという原則が中国でも通用するかどうかは分からないが、天気の悪い鄭州に留まっているよりは、行動を起こした方がいいだろう。
これで決まりだ。明日は洛陽に向かうことにしよう。

