世界への旅(旅行記)
> 中国・上海、浙江
上海・5~ナイト・シャンハイ
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| ブランドショップが並ぶ恒隆広場一帯 |
この一帯にも、静安寺などレトロな建築物が点在してはいるが、目立つのは恒隆広場などに立ち並ぶブランドショップであり、先ほどの虹口エリアとは打って変わって、モダンな雰囲気に満ち溢れている。
店だけならいいのだが、路上には偽ブランド品を売りつけようとする輩が少なくない。外国人と見るととにかくまとわり着いてきて、うっとうしいこと極まりない。
宿に戻ろうとタクシーを拾ったが、この日も交通規制が大きく行われて、最短距離で行くことができず、遠回り・高いタクシー代の支払いを余儀なくされてしまった。
しばらく休んで、日が落ちた頃に再度外出しようと、ホテルのロビーに出る。出る前にソファーで一休みしていると、そこで2人の日本人男性が話をしていた。1人は留学を始めたばかり、1人は中国で現地就職をした者らしく、私も話の輪に交ぜてもらった。
私が「留学が終わった後、いったんは日本に戻ったのだけれど、就職が思うようにいかなくてまた大連に戻ってきた」と話すと、現地就職の男性は「ほら、やっぱり!」と留学生に言う。やはり、中国に留学して就職の幅が広がるなどと思わない方がいいようである。
切りのいいところで表に出て、目的地へ向かうべく地下鉄河南中路駅に行く。しかし、駅は閉鎖されていた。
――忘れていた。 4年前の国慶節の時期にも同じようなことがあったのを。 あの時も河南中路駅が閉鎖されていて、別の地下鉄の駅を探すのに苦労させたれたのだ。
今回は、次の地下鉄駅がどこにあるかちゃんと分かっている。人が多いが、南京路を西へ15分ほど歩けば人民公園駅があるはずだ。ついでに夜の南京路歩行街の景色を楽しみながら、急ぎ足で西へと向かった。
人民公園駅は通常通り開いていた。私は地下鉄で再度、静安寺方面へ向かった。
私が「留学が終わった後、いったんは日本に戻ったのだけれど、就職が思うようにいかなくてまた大連に戻ってきた」と話すと、現地就職の男性は「ほら、やっぱり!」と留学生に言う。やはり、中国に留学して就職の幅が広がるなどと思わない方がいいようである。
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| 夜の南京路歩行街 |
切りのいいところで表に出て、目的地へ向かうべく地下鉄河南中路駅に行く。しかし、駅は閉鎖されていた。
――忘れていた。 4年前の国慶節の時期にも同じようなことがあったのを。 あの時も河南中路駅が閉鎖されていて、別の地下鉄の駅を探すのに苦労させたれたのだ。
今回は、次の地下鉄駅がどこにあるかちゃんと分かっている。人が多いが、南京路を西へ15分ほど歩けば人民公園駅があるはずだ。ついでに夜の南京路歩行街の景色を楽しみながら、急ぎ足で西へと向かった。
人民公園駅は通常通り開いていた。私は地下鉄で再度、静安寺方面へ向かった。
今回の目的地は、上海雑技場。14年ぶりに中国の名人芸を楽しみに行った。
軽快なアクロバット、重厚感のある組体操――静・動織り交ぜた演目は、相変わらず見事だった。ただ、今回は動物の曲芸が無かったことがもの足りなかった。
そして、一番不満だったのは、瓶・ボール・バドミントンラケット・帽子とアイテムだけ換えてジャグリングばかり何度も見せられたことだ。さすがに、観客の間で飽きの様子が見受けられた。
不満も若干あったが、それでも雑技は楽しめた。再度、来た時とは逆方向に上海の街を歩いているうちに、もう少し"ナイト・シャンハイ"を楽しみたい気がしてきた。そこで訪れたのが和平飯店のジャズバーだ。金の無かった学生時代、時間の無かった4年前には行き過ごしていた場所である。
照明を落とした店内で、ジャズバンドの生演奏を聞きながら、大部分外国人である客たちが話をしつつグラスを傾けている。私もカウンターでビールをあおりながらジャズのメロディーを楽しんだ。
今までに経験したことのない、いい雰囲気だ。そう、私は和平飯店のジャズバーが初めてなのではない。ジャズバーそのものが初めてだったのだ。
真珠の首飾り、Mambo No.5などのスタンダードナンバーが、高校時代にブラスバンドをやっていた私の耳に心地よい。14年目にしてようやく、本当の"ナイト・シャンハイ"を見ることができた気がした。
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| 雑技の演目 | |
そして、一番不満だったのは、瓶・ボール・バドミントンラケット・帽子とアイテムだけ換えてジャグリングばかり何度も見せられたことだ。さすがに、観客の間で飽きの様子が見受けられた。
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| 和平飯店のジャズバー |
不満も若干あったが、それでも雑技は楽しめた。再度、来た時とは逆方向に上海の街を歩いているうちに、もう少し"ナイト・シャンハイ"を楽しみたい気がしてきた。そこで訪れたのが和平飯店のジャズバーだ。金の無かった学生時代、時間の無かった4年前には行き過ごしていた場所である。
照明を落とした店内で、ジャズバンドの生演奏を聞きながら、大部分外国人である客たちが話をしつつグラスを傾けている。私もカウンターでビールをあおりながらジャズのメロディーを楽しんだ。
今までに経験したことのない、いい雰囲気だ。そう、私は和平飯店のジャズバーが初めてなのではない。ジャズバーそのものが初めてだったのだ。
真珠の首飾り、Mambo No.5などのスタンダードナンバーが、高校時代にブラスバンドをやっていた私の耳に心地よい。14年目にしてようやく、本当の"ナイト・シャンハイ"を見ることができた気がした。





