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        世界を目指しての旅行記ほか by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

中国・上海、浙江

  上海・9~船長の家


船長青年酒店外観






バスが上海の徐家匯に到着したのは夜の7時。あたりはすっかり暗くなっていた。

本来は、数日前に泊まった浦江飯店に向かうつもりだったが、嘉興で電話をかけたところ、7時を過ぎると空きが無くなるとのことだった(この日は新鑑真号が到着する木曜日で、日本からのバックパッカーが大勢やって来るのだ)。
そこで向かったのが、外灘から福州路を少し西へ歩いた所にある船長青年酒店Captain Hostel)。ここもバックパッカーたちが集まるドミトリーだ。

浦江飯店も船長青年酒店もドミトリーを有するユースホステル(浦江飯店は現在、ドミトリーは無い)なのだが、この船長青年酒店は浦江飯店よりもはるかにユースホステルらしい。室内には、木製の2段ベッドが3つ並んでおり、中央には木製の机が置かれている。どうやら船室をイメージしているようだ。
船長青年酒店の室内
船長青年酒店の室内

夕食がまだだったので、さて外に出ようかと思ったところ、年配の男性と若い女性2人が入ってきた。いずれも日本人で、どうやら若い女性2人が年配の男性に連れられて見学に来たようである。私も話の輪に入れさせてもらった。
2人が明日の予約を済ませた後、やはり夕食がまだだということで、3人ででかけることにした(年配の男性は既に食事を済ませていた)。

2人は共に、仕事を辞めてバックパックを背に旅に出かけ、この日新鑑真号で上海に到着したという。以前の私と同じ、貧乏旅行者だ。これから西安、雲南、チベットを回ってネパールへ抜けたいということだった。
最近は短期旅行ばかりになっている私にとっては、実に羨ましい話だ。私にもいつか、そんな旅をできる日が戻ってくるだろうか。

この後、私は4日前の余韻を求めて和平飯店のジャズバーに向かうことにした。2人にも声をかけたが「今の私たちには分不相応。いつかそんな旅行ができるようになったら、その時行きます」とのことだった。
やはり、以前の私と同じだ。私は今でも自分は“バックパッカー”であり続けたいと思っている。だが、あの頃とは旅のスタイルが少し変わってきているのも事実だ。
やはり、バックパッカー = 貧乏旅行者、ということでは必ずしもないのかもしれない。事実、西洋人バックパッカーにはこういう所で結構金を使っている者も少なくないのである。

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