バス憧れの大地へ
        世界を目指しての旅行記ほか by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

アジア周遊チベット

  ラサ-19 ~トゥジェチェ・ラサ!


18時。この日3度目の、ナクチュ旅行社での全員集合。いよいよギャンツェ-シガツェ-エベレストベースキャンプ(EBC)-ダム巡りツアーの正式契約だ。この時、サトコを世話していた中国企業社員寮の方から果物の差し入れをどっさり頂いた。
ここで、今回私たちを案内してくれる(自称チベットで唯一の)ガイド兼運転手・ソォラン氏と初めて顔合わせをする。どうやら私と同世代らしい。彼の名は、敢えて漢字で表記すれば「索朗」らしいのだが、ネームプレートにはなぜか「四朗」と書かれていた。このため、仲間内では彼のことを「シローさん」と呼ぶことになる。
ソォラン氏はチベット人だが、日常的に中国語を話していて、英語はいまひとつ。日本語は全く分からない。旅の便を考えると、中国語で私が通訳をして交流するのがベストだろう。"チベットでは中国語封印"の努力目標も、どうやらここで解かざるを得ないようだ。
ソォラン氏との打ち合わせを終え、最後に残金を支払って契約が完了した。
旅行社のあるキレーホテルを去る前に、ここで知り合った仲間に別れを告げる。これまで多くの仲間を見送ってきたが、今度は私が見送られる側となった。
後は必要なものの買い出しに行くばかりだ。
必要なのは食料や飲み物。特に水に関してはシガツェ以降は水道の水さえろくに使えないとのことだったので、飲む目的以外にも大量に必要となる。そのほかにも即席麺、非常食、清涼飲料水等々、とにかく大量に買った。
ラサ最後の晩餐はタシ1レストランで、奮発して27元のヤクステーキセットを頂いた。
足掛け17日――ネパール行きの仲間がなかなか見つからなかったという事情もあったが、ラサ滞在は思いの外長引いた(私にとって在住以外での連続滞在記録の断トツトップである)。しかし、長すぎたという感覚は全く無い。むしろ、もっと長く滞在してもいいと思った程だった。
すっかり私を虜にしてしまったチベット文化に存分に触れさせてもらえたこと、"Free Tibet"の意識を、仏教へ関心を芽生えさせてくれたこと、そして何より、かけがえの無い仲間に引き合わせてくれたこと…。 あらゆる意味で、大きな声でラサに「トゥジェチェ!(チベット語で『ありがとう』の意味)」と言いたい。

前  次

このページの上へ 


Copyright(C) 1999- ad-hexing.com All Rights Reserved.