バス憧れの大地へ
        世界を目指しての旅行記ほか by カズ@憧れの大地 

世界への旅(旅行記)

中国・週末旅行

  大連市・労働公園など ~街を一望

2002年8月11日

1年半の語学留学を終え、いよいよ帰国を明後日に迎える。
そう言えば大連に1年半も住んでいたにも関わらず、観光らしい観光はほとんどしていなかった。ソフトボールの練習が終わった後、友人と動物園や労働公園に行くことにした。

まず、バスを乗り継いで大連森林動物園に到着。しかし、切符売場に来たところで、信じられない文字が目に入った。

入場料80元?

冗談だろ? たかだか動物園で敦煌の莫高窟と同じ料金?
料金表によると、季節によって料金が変わってくるらしい。夏の大連観光シーズンは80元(園内モノレール代含む)、12月~2月は40元(同含まず)、それ以外は60元(同含む)という具合だ。
いずれにせよ、高すぎる。こんな料金払ってられるか!ということで、私たちは動物園には入場せず、次に向かうことにした。
後日談
この話しを別の同学に話したところ「学割が効くのに」とのこと。何でも、学生証を提示すれば半額の40元になるという。しまった、忘れていた。その手があったか。

その前に、ちょっと寄り道。バスで動物園に向かう途中、 ユースホステルの看板が見えたので、どんなものか偵察することにしたのだ。まだできたばかりらしく、建物も1階ロビーもかなりきれいだ。さて、気になる宿泊費は――

スタンダードルーム380元?

「ドミトリーは幾らですか?」「ありません」――それではYHとは呼べないぞ。
バスの中から青い三角のYHマークが見えた時は「いいもの見つけた!」と思ったのだが、動物園の入場料に続くがっかりだった。
後日談
このホテルは2006年にYHでなくなったことを確認。

街の中心部にある労働公園の入場料は、5元。以前は3元だったらしいが、値上がりしてもお手頃な値段だ。(2004年6月からは無料になった)
入り口から奥に進んでいくと、労働公園のシンボル的存在のでかいサッカーボール(大連市建築芸術館)が見えてくる。その近くからはリフトが運行しており、
大連の眺め
テレビ塔前からの大連の眺め。ビルの向こうには海も。
山の上のテレビ塔前まで行くことができる。いい景色が見られそうだ。上ってみることにしよう。

山の上に立った私たちの眼前に見えたのは“見事”という形容詞が陳腐に思える程の眺めだった。大連の市街地が、海が、港が、パノラマ的に広がっている。
林立する摩天楼を目にして、こう思った。
「大連は、やはり都会だ。他の都市とは全く違う」
私は1年半、帰国することなく中国で過ごした。しかし、もし中国各地を旅行せず、大連ばかりに籠っていたなら、決して“中国に長期滞在した”などと胸を張っては言えないだろう。その位、異彩を放っている街なのだ。
テレビ塔1階のロビーで休憩していると、私の大好きな曲が流れてきた。趙薇の「離別的車站(別れの列車駅)」だ。目の前の大連の街が、間もなくここを去る私に、はなむけの曲を送ってくれたかのようにも思えるタイミングだ。

(しかし、半年後に私は再び大連に戻ることになる)

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